髪のトラブルは髪の傷みをはじめ、抜け毛や頭皮の乾燥、かゆみまで様々ありますが、それらの症状はもしかしたら「栄養不足」が原因かもしれません。
様々な栄養素から作られる髪は、タンパク質のケラチンや、亜鉛などがありますが、その中でも”頭皮の血流促進”に必要な「ナイアシン」をご紹介!
頭皮の血流促進のみならず、身体の脂肪や糖の代謝促進にも効果があるナイアシンは、積極的に摂りたい栄養素なんですよ!
ナイアシンとは
ナイアシンと聞いて何?となっていらっしゃる方は多いかと思います。
ナイアシンとは水に溶ける(水溶性)ビタミンで、ビタミンB群に位置するものです。
ナイアシンは、
- ナイアシン(ニコチン酸)
- ナイアシンアミド(ニコチンアミド)
の2つの成分の総称で、主にナイアシンは、加熱や加工をした植物性食品に多く含まれており、コレステロールを下げる働きが報告されています。
ナイアシンアミドは、肉類や生野菜などに多く含まれていて、ナイアシンのようにコレステロールを下げる効果はないとされていますが、糖尿病の治療薬や、内臓のアンチエイジング成分として注目されている成分です。
髪をツヤツヤに保つと言われている栄養素とも言われており、身体のエネルギーを作る際や、栄養の消化吸収を助ける効果もあります。
ナイアシン不足になると・・・
ナイアシン不足になると、うつ症状や幻覚症状、イライラ、不安、精神障害、口内炎、皮膚炎、舌炎、胃腸障害、下痢などを引き起こしてしまう場合があります。
また、ナイアシン欠乏症になると皮膚が赤くなって熱が出る「ペラグラ」の症状になる場合もあるので、日ごろから意識して摂りたいものです。
ナイアシンのメリット
身体に必要なナイアシンに期待される効果は、以下の通りです。
- 虚血性心疾患予防
- 心筋梗塞、脳梗塞予後の改善
- 甲状腺機能亢進症の改善
- アルコール依存症の改善
- 神経疾患の改善
血管を拡張させて血流をよくするので、心臓や血管の疾患の予防にいいとされています。
またナイアシンは、二日酔いのもとになるアセトアルデヒドの分解を手助けする酵素としても働くため、アルコール依存症の改善にも◎です。
ナイアシンのデメリット
ナイアシンは血管拡張作用があり、ナイアシンを大量に摂ると、ホットフラッシュという、人によっては顔が赤くなったり上半身のほてりやかゆみの症状が現れる場合があります。
ナイアシンのうち、ナイアシンアミドはホットフラッシュが出にくいと言われています。
ナイアシンが髪にいい理由
ナイアシンは、アミノ酸から髪の成分であるタンパク質のケラチンを合成する際にも欠かせないビタミンです。
いい髪を作るうえで血流の良さは欠かせませんが、ナイアシンには血流促進する効果があるので、髪の発毛・育毛に大きく働きます。
頭皮の血行が促進されることで、髪の毛根に必要な栄養素がスムーズにいきわたり、毛母細胞に栄養が送られて活性化します。
この毛母細胞の活性化が、髪を元気に成長させるには必要不可欠であるので、ナイアシンは薄毛や抜け毛の予防にも嬉しい栄養素なのです。
ナイアシンが多く含む食材
ナイアシンは熱や酸に強い性質なので、他のビタミンよりも調理の幅が広く摂りやすいビタミンです。
しかし、水溶性ビタミンなので水に溶けやすいので、汁も飲めるものがオススメです。
ナイアシンがたくさん含まれている食材は以下の通りです。
- カツオ
- まぐろ
- たらこ
- 豚レバー
- さんま
- しめじ
- エリンギ
- ピーナッツ
ナイアシンは魚介類や、レバー、ピーナッツ、キノコ類などに多く含まれています。
カツオやまぐろは含有量が多く、たらこやレバーもご飯がすすむおかずになりますね。
ピーナッツからも摂れますので、おやつや、晩酌のおつまみとして一緒に食べるのもオススメですよ。
サプリメントを使うのも◎
お店やネットでもナイアシンのサプリメントが売られているので、それらを取り入れるのも効果的です。
ただ、摂取量以上をを摂ってしまうと副作用のホットフラッシュなども起きやすくなりますので、決められた規定量内を摂るようにしましょう。
また、1日の必要摂取量は男性だと約13mg、女性は10mgを目安に摂るようにしましょう。
スーパースカルプPPEシリーズでもナイアシンが摂れるんです!
スーパースカルプPPE NEOは、発毛・育毛に特化した栄養素が配合されているサプリメントですが、ナイアシンも含まれています。
配合されているナイアシンはナイアシンアミドですので、サプリメント摂取によるホットフラッシュも起きにくく気にせず手軽に取り入れやすいです。
薄毛・抜け毛・頭のかゆみなど、頭皮環境の改善を目的にされている方はオススメのサプリメントです。
身体・髪に必要なナイアシンを効率的に摂ろう!
身体にとって必要な栄養素は、ほかにもたくさんあります。
やはり栄養バランスのいい食事が大事になってきますので、上記の食材を摂ることを意識したり、サプリメントで補って薄毛予防に取り入れてみてください。
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