細菌やウイルスなどの感染症から身体を守るために大切な「免疫力」。
免疫力は食事や日々の過ごし方を見直すだけで、高まることがあります。
その中でも「ビタミンD」を摂取すると免疫力向上になるので、その働きや、摂取方法などを解説します!
免疫力とは
免疫とは、ウイルスなどの有害な物質から身体を守る防御システムで、身体に入ってきたウイルスと戦う力を免疫力と言います。
免疫力が低下すると身体の不調に関わってきますので、免疫力を高めて、はやりの感染症にも打ち勝ちましょう!
免疫力アップに欠かせない、ビタミンD
この免疫力アップには「ビタミンD」が深くかかわっています。
ビタミンDは、ビタミンAやEと同じ脂溶性のビタミンで、水に溶けにくく、油脂に溶けやすい性質があります。
通常ビタミンは、体の中でつくることができませんので、ビタミンDにおいては、食べ物や日光から摂取になります。
免疫機能を調節する
ビタミンDは、体内の免疫にかかわるマクロファージを活性化する働きがあります。
このマクロファージは白血球の一種で、からだに侵入した細菌やウイルスを食べるので、ビタミンDは免疫機能を調整するのに重要な役割を担っています。
骨を丈夫にする
ビタミンDはカルシウムの吸収を高めるので、骨の健康も保ちます。
ビタミンDが不足すると・・・
不足すると骨がもろくなり、骨粗しょう症の原因となります。
また筋肉も弱くなるので、動きが鈍くなり、転倒するというリスクも・・・。
免疫機能も下がって、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなるので、日ごろから積極的に摂取したいところです。
ビタミンDの摂り方
身体に大切なビタミンDですが、どの方法で摂取すればよいのか解説します。
日光を浴びる
摂取といえば、食べ物から?
実は、日光を浴びることによって体内で生成されます。
目安としては、日焼け止めを塗らずに15分~30分ほど屋外で過ごしましょう。
食べ物から摂取
日光から摂取する方法が説明しましたが、日焼けはなるべく避けたいですよね・・・。
もちろん、ビタミンDが含まれている食べ物でも摂取が可能です。
ビタミンDが豊富に含まれている食べ物は以下の通り。
- 鮭
- サンマ
- ブリ
- あじ
- しらす干し
- しいたけ
- エリンギ
- 卵黄
- 鶏もも肉
比較的含まれている量が多い食品は「魚類」です。
魚類よりビタミンDは多くありませんが、きのこ類、卵、肉類からも摂取できるので、ほかのものと合わせながらバランスよく食べましょう。
しいたけは日光にあたるとビタミンDが増えますので、干ししいたけのほうがビタミンDが多くなります。
サプリメントで補う
食事だけではなかなか摂取できない場合は、ビタミンDが摂れるサプリメントを使うのもオススメです。
夜寝る前、朝起きた後などに飲むことを決めておくと、習慣化になってかんたんに摂取できますよ。
ビタミンDを摂取して、健やかな毎日へ
毎日健康に過ごすには、食事・睡眠・運動は基本となりますが、免疫力アップのためにもできることからはじめることが大切です。
自身ができそうなところからチャレンジしていき、健康な身体を手に入れましょう!
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