ヒンヤリとした季節とともにやってくる、乾燥の季節。
肌が乾燥してピリピリしたり、うるおいがなくなってカサカサ肌になってしまったり、肌トラブルが続くとテンションもガックリしてしまいますよね。
そこで、今年の乾燥は乗り越えよう！ということで、乾燥肌を改善する正しいスキンケアをご紹介します。
乾燥肌の原因について理解を深め、カサカサ乾燥肌とオサラバしましょう！
乾燥肌ってどういう状態？
乾燥肌といえば、手や顔がカサカサになって、時には皮膚がめくれたり、白い粉がふいたりして、かゆみも起きますよね。
なぜ、肌が乾燥するとこのような症状がでるのかと申しますと、皮膚の「バリア機能」が低下して乾燥が起きるためです。
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっていますが、それぞれの層に水分が十分に蓄えられていることで通常の状態が保たれています。
その中でも角層とよばれる表皮のいちばん外側にある皮膚が、乾燥により水分がうばわれると、外界からの異物の侵入や攻撃から身体を守ったり、体内から水分が蒸散するのを防ぐ「バリア機能」が低下して乾燥肌につながります。
ですので、乾燥しがちな季節にはいかにして角層を乾燥させず、肌のバリア機能を低下させないかが重要になります。
乾燥肌の原因とは？
- 肌のターンオーバーの乱れ
- 紫外線によるダメージ
- 間違ったスキンケア
- 皮脂や汗の現象
- 加齢
お肌のターンオーバーが乱れると、乾燥肌につながります。
ターンオーバーは、新しい細胞が生成して、古い細胞を角質や垢として排出させる新陳代謝の機能のこと。
バリア機能は、新しい細胞と水分で角質層が満たされることで、その機能を保っていますので、古い細胞が残ることでターンオーバーが乱れて、バリア機能がうまく働かなくなり、乾燥肌になってしまいます。
紫外線によるダメージも日焼けだけでなく、皮膚のバリア機能を低下させます。
紫外線は夏だけのイメージですが、年中問わず紫外線のダメージがありますので、日焼け止めクリームを塗るなど、しっかり日焼け対策を行いましょう。
乾燥肌対策のスキンケア方法
乾燥肌にならないためには、正しい方法でのスキンケアが重要です。
正しい洗顔方法
洗顔のときはゴシゴシと洗っていませんか？
「間違った洗顔」が原因で、乾燥肌が進行する可能性があります。洗顔を見直して、肌に刺激を与えずに汚れを洗い流しましょう。
- 洗顔料を手に取って泡をしっかりと泡立てます。泡立てネットなどを使うと、キメ細やかな泡ができるので、手で泡立ちにくい場合は泡立てネットを使うのもオススメです。
- 顔を手でこすらないよう手と肌の間に泡を乗せる感覚で、手のひらで大きく円を描くようにクルクルと優しく洗います。
- ぬるま湯で泡を丁寧に洗い流します。前髪の生え際やフェイスライン、目頭には泡が残りやすいので、よくすすいでください。この時も手でこすらず、優しくがポイントです！
スキンケアは保湿が重要！
洗顔後は、どんどんお肌から水分が逃げていくので、化粧水や乳液などによる保湿ケアが必要です。
肌のキメが乱れて皮脂膜も洗い流されているため、保湿ケアで肌の水分と油分のバランスを整えましょう。
保湿ケアの順番は、
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
の順番にケアをしましょう。
最初に化粧水で水分を補給してから、肌の悩みに適した美容液を塗り、乳液やクリームを使って水分が逃げないようにフタをします。
正しいスキンケアで乾燥肌対策をしよう！
乾燥が気になる方は、上記で申し上げた通りに、洗顔方法や保湿ケアを見直して健やかな肌になるように実践しましょう。
正しいスキンケアを続けることで、うるおいのある肌に近づき、これから訪れる冬の乾燥にも対策ができますので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
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